aplacetodie/ツイノスミカ

猫を飼う女優、笠木泉のブログ

落語とともに

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ここ数ヶ月、落語のことばかり考えている。

なぜこんなにはまってしまったのか・・・。きっかけは前にここに記したように「志ん朝一門会」なんですが、その後に談春「赤めだか」を読み、すぐに談志死去、それに伴いテレビでは追悼番組の数々と、落語に触れる機会が非常に多かったのも手伝って、ここぞとばかり録画しては鑑賞している。もちろん年末に相馬君に小三治独演会に連れて行ってもらいそれはそれは強く感動したのも手伝って、談志だけではなく、深夜の「落語研究会」、「落語者」、「日本の話芸」もごっそり録画。正直Eテレ「日本の話芸」なんて生まれて初めてじっくり観ている。

忘れてしまうので、覚え書き。談志「居残り左平次」「明烏」「人情八百屋」「へっつい幽霊」、柳家小せん「風呂敷」、柳家小三治 「一眼国」、三代目桃月庵白酒「壺算」、橘家圓蔵「火焔太鼓」、小せん、小三治、談志三人落語「蒟蒻問答」、柳家喬太郎 「布哇の雪」、林家彦いち 「睨み合い」、で桂南光さんのも聴いたのだが演目を忘れてしまった。浪曲の話だったと思うのだけど・・・「落語先生」(相馬くん)に聞いてみよう。きっと答えてくれるはずだ。

で、話も面白いが落語家は生き方がとにかく面白い。「赤めだか」を読んだときもそうだったのだけど、今日読み終えた吉川潮「江戸前の男 春風亭柳朝一代記」はこれまたすごくて、夢のような面白さだ。悩んで学んで遊んで嫉妬や無能や金策に苦しんで、落語家はやはり落語の登場人物よろしくあまりにださくカッコいいなあと思うのだ。春風亭柳朝という落語家の生き様とともに弟子の小朝やライバル談志、円楽、師匠の林家正蔵の人となりが描かれている。私はこの人たちに確実に憧れている、そんな季節だ。この本はもちろん「落語先生」から頂いたものである。おいこれは教科書だ、大事にしろよとは言われてないが、大事にしたい本となった。

でもまだまだ勉強が足りなくて、まどろっこしいのは、前座→二つ目→真打ちとコロコロ名前を変える落語家の名前と顔が一致しない場合があるのだ。例えばこの本に登場する柳朝の師匠である正蔵とは「先代の林家正蔵」で私たちにはなじみ深い「こぶ平」ではないわけで、これは最も簡単な例であるのですが、過去を遡るともう顔もわからない落語家さんがたくさんいて、誰が誰だかわからなくなる。でも名前の変遷はそのまま落語会の歴史を覚えることになるのだから避けては通れないのだ!「志ん朝はキンショウバイだね」「小さんはみそ汁だね」ってところはもう卒業したよ、ちなみに。惜しむらくは小三治独演会の帰り、相馬先生に落語の歴史について少し講義を受けたのだがあれメモすりゃよかったなあと。でもとんかつ屋で食事しながらだったからさあ、そういうわけにいかなくてさ。

誰に頼まれたわけでもないが、落語と編み物。久しぶりに燃えている私です。

編み物

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最近は時間があれば編み物をしています。時間がなくても編んでいます。これは中毒で、一つ編み終わったらまたすぐに「次は何を編むか」と考えているぐらい。何だろう、発作のような感じです。

昨日は初めてミトンを編んでみた。本当は三國万里子さんのミトンを編みたいのだけど、私には難しいのでまずは簡単な「かのこ編み」で。

私の性格が出てますね、ざっくりでかい、弁当箱のような、五平餅のようなミトンです。次は三國さんのミトン・・無理じゃない?いやいや、やってみますが。

この毛糸は先日実家に帰ったときに母にもらった30年前!のものです。

今年もよろしくお願いします!

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また間があいてしまいました。読んでくださる方がいるか不安です。あけましておめでとうございます。

もう終わってずいぶん経ちますが「朗読者たち」にご来場いただきありがとうございました。今更ですがやってよかったです。パードン木村さんがすごかった。かっこよかった。そして思ったのは、地味な稽古、地味な作業、私にはこういうのが向いている。ぱあーっと明るいイベントのようなものが自分の身の丈にあっていないような気がするんです。どこか、後ろめたい、寂しい、物悲しい、小さな言葉が好きなんだと思う。だからといって読むものは「江夏の21球」という素晴らしい文章であるのだから、それは大きい言葉であります。

12月の「朗読者たち」を終え、年末は比較的のんびり過ごしました。よく食べよく寝ました。実家にも帰りました。いわきの海沿いはまだまだがれきが山積みです。直面する様々な問題を私たちはどう考えればいいのか、立ち止まって見ることしかできませんでした。でも見ることが大事だと言い聞かせました。もちろん私にとっての話です。正直な話、昨年の震災で家族と実家が被災し思うことの多い一年でした。たぶん皆と同じように元気な日もあれば人の発言にイライラすることもありました。その中で自分の考え方や発言が少し変化して来て、それに伴いここに書く言葉も減ったことは否めません。でも、本当にたくさんの問題を抱えている人々(私も含め)に、これからも頑張ろう!と思っています。また書こう、って気になってきたのは新年だから。区切りはいいね。元気になるきっかけになる。

2012年がやってきました。皆さんにとって穏やかな一年になりますように祈るばかりです。地道に積み重ねていければ。4日には36歳になりました。年女なのです。やー!

冬の/朗読者たちのお知らせ

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久しぶりの更新になってしまいました。

正直な話ですが、10月が終わって冬が近づいて来てから、精神的に虚脱状態でした。最低限の行動範囲で生活したくてたまらず、あまりに動きたくないので自分でも心配になり諸々悩んだのですが、これはもう仕方ないことなんだろうと言い聞かせ、自分の身体の赴くままに行動しました。バイトに行き、ごはんを食べ、本読んで、落語見て、眠りました。その間体調をくずしたりもしましたが概ねのんびり過ごせました。意識的にのんびりするぞと思わないとダメなのだろうと思ったので、面倒なことから少し離れてみました。

そして今は12月。年の瀬です。ようやく自分の動くペースを見つけられそうな気がします。こうやって書くと自分がスローライフ的に生きたいみたいで、それはまあのんびりに越したことはないという感じなのですでその通りなのですが、結局は焦って生きている自分というのが本来の自分だと認めなければはじまりません。そしてそんな風に自分の生き方にさえ懐疑的なのはどうなんだろうと思います。なんて素直じゃないのでしょうか。まあ、いいか。だから、やっぱり自分に「休め」と言い聞かせ、後ろめたい気持ちがあったとしても断固休みをとる勇気を持たねばと思います。

そしてその間、一つチャレンジしたことがあって、これは誰にも言えないような小さなチャレンジなんですが、それが形になり、本当に嬉しかったです。役者としてではなく、別のことなのです。新しいことをやってみるのは勇気がいりますが、年をとればなおさらですが、まあ、いつも通り適当に見切り発車でやってみようと思います。

12月18日に朗読のイベントをやります。

「朗読者たち vol.2」

12月18日 15時/19時

出演
笠木泉
ぼくもとさきこ
冨永昌敬
パードン木村

清澄白河 SNAC

2000円(1drink in )

ご予約はaplacetodie@hotmail.comSNACのHPまでお願いします。

パードン木村さんとご一緒できるのは凄いことなのです!やばいなあ、大丈夫かなあわたし。というかパードン×冨永の音を聞きに来て下さい皆さん。

テキストはぼくもとさんに何を読んで欲しいかという思いで選びました。是非みなさま遊びに来て下さい。心よりお待ちしています。

寒くなって来た

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朝寒い。肌が乾燥して喉がはりつく。ちょっといらっとするけど、嫌いじゃない。そう、冬に憧れているのです。ずっと昔から。しんどいくせに。

ところで立川談志さんがお亡くなりになられた。最近落語好きになり、談春「赤めだか」を読んだばかりの私にとっても哀しい知らせだ。「赤めだか」を読んで談志さんが好きになった。もちろん今までも好きだったけど、親しみとともに好きになっていたんだ。でも死んだことに大きなショックを受けているわけではなく、寂しいなという気持ちだ。

最近自分も年をとってきたから、好きな俳優さんが亡くなられたりすることに大きな驚きを感じたりショックを受けたりすることが減って来た。いろんな方の死を自分なりに経験してきたからかもしれない。しかし好きな人が亡くなるということは寂しいことだというのもわかった。その寂しさがこれからはどんどん増えて行くんだ。

好きなものをたくさん持っていたいけど、私は自分の掌に余る程の好きを持っては生きていられない。そんなに多くのことに真剣でいたら辛くなってしまうのだ。適当でいたい。楽になりたい。そう思ってここまで来た。これからももっともっとそうして行きたい。しかしそれはやはり裏返しなのだ。過剰なまでに日々を愛でるため、私の場合多くはいらないということかもしれない。

それにしてもあまり適当なのも考えものだよね。人に厳しく自分に優しく・・・・。やっぱりもっとちゃんとしなければ・・・・。

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